昨日、旭交通本社前のイルミネーションタクシーを
親子ふたり手を繋いで見に来られた方がいらっしゃいました。
子どもさんは2歳ぐらいの男の子。
その子は、飾りつけられたタクシーに向かって、
「クリスマスが終わったらまた走ってね。」と、言いました。
実は、このタクシーに、「また」はもう来ないのです・・・。
でも、男の子の温かい素直な言葉を聞いて、
タクシーも、とても嬉しかったと思います。
お客様をたくさん乗せていた全盛期を思い出して夢を見るタクシー。
また走ってくれることを夢見てくれた小さな男の子。
今夜もまたその親子ふたりは、見に来られるそうです。
そのふたりに、イルミネーションタクシーの写真をプレゼントしようと
上司がこっそり準備をしていました。
男の子がニッコリ笑ってくれることを夢見る上司。
いろんな夢が交錯する夢のタクシーなのでした。
〜BGM: 溝口肇 帰水空間〜
今宵は、チェロなどいかがでしょう。クレセント・ムーンにぴったりな気がします。